CLOVERSKY 北欧ヴィンテージ家具と雑貨のブログ

ヴィンテージベアの見分け方(補足)

category: 北欧ヴィンテージ家具
published on: 2020/04/03

こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。

先日ホームページのコラムで「2秒で見分けるヴィンテージベアチェア」という記事を書いたのですが、せっかくなのでブログでも内容を補足しつつご案内してみようかと思います。

<ベアチェア>

オリジナルは1951年にデンマークのAP Stolenより発表されました。とはいえAP Stolenが全てを賄っていたわけではなく、フレームの製作はPP MoblerやJohannes Hansenに依頼していたようです。

AP Stolenでの生産終了後、2003年からPP Moblerが復刻生産を始め、現在に至ります。

その過程でフレーム剛性の強化に伴う仕様変更などが生じたため、AP Stolen版とは何箇所かの違いがあります。

どちらが良い・悪いという事ではなく、「このベアチェアはヴィンテージなのか復刻版(現行品)なのか」を簡単に見分けるポイントをご紹介致します。

<最大のポイントはアームです>

まずはヴィンテージ(AP)のアームから。木製パーツは上下分割して製作されたものを固定して仕上げています。

対して現行品(PP)は一体成型でパーツが製作されています。

非常にわかりやすいポイントです。ただ、このパーツは付け替えも可能なのでそれ以外のポイントも見ておこうと思います。

<背面上部のライン>

ベアチェアの視覚的特徴の一つでもあるウイングバックを備えた背面。この上部ライン、ヴィンテージは優雅な弧を描くように作られています。

対して現行品はまっすぐに近いラインで作られています。

ただ、この部分はヴィンテージの生地を張り替える時に「現代の正当な手法」で行うと真っ直ぐに近くなりますので、あくまでもサブの情報として知っておいたほうが良いぐらいの位置付けです。

<脚部の形状>

写真では分かりにくいのですが、

・ヴィンテージ:上から下に向かって細くなるライン

・現行品:上から下までほぼ真っ直ぐなライン

という違いがあります。

さらに言えばそもそもの高さが違うので、現行品に慣れていらっしゃる方がヴィンテージのベアチェアに座られると「あれ?このベアちょっと小さくない?」という感想を持たれる事が多いです。

以上、ヴィンテージベアと現行品の簡単な見分け方でした。

どちらが良い・悪いではなく「こう言った違いがあります」という事がテーマですので、少しでもお役に立ちましたら幸いです。

ベアチェアを含むシングルソファのページはこちら

https://cloversky.net/smartphone/list.html?category_code=single-sofa

担当 大島

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