CLOVERSKY 北欧ヴィンテージ家具と雑貨のブログ

-実験- 輪ジミはどのぐらいの時間で発生するのか その3

category: 北欧ヴィンテージ家具
published on: 2019/07/09

こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。

現在デンマークより新たに届いた家具を中心にダイニングフェアを開催しております。その中でよく問合せを頂くのが「メンテナンスで気をつけることは何でしょう」というものです。

誰もが気になる「輪ジミ」について、これまで

・水に濡れてすぐ〜5分まで

・10分間放置

2つの条件で実験を行ってみました。結果は

・オイル仕上げ、ラッカー塗装ともヴィンテージワックスでの仕上げまでを行った状態であれば、水分を受けたとしてもすぐに拭き取ることで大きなダメージを避けることが出来る。

・オイル仕上げ、ラッカー塗装ともヴィンテージワックスでの仕上げまでを行った状態であれば、10分程度以内であれば気にならない程度のダメージで済む可能性がある。

という結果を得ました。

今回は思いきって「30分放置すればどうなるのか」について見ていこうと思います。

*以下の実験結果はあくまでCLOVERSKYの工房における一定状況下で観測されたものであり、全ての事例に対して普遍的な結果を保証するものではありません。

素材:無垢のオイル仕上げで実験してみます。今回は「塗膜の効果」にも少し興味があったので、右半分を濡れたウエスで拭き上げ、オイル/ワックスの塗膜をほぼ無くした状況を作り比較してみます。

では、濡れたカップを置いて実験開始です。

30分待ちます。この間に別の作業をしているので、忘れないようアラームをセットしておきました。

30分後。カップを引き上げ、濡れた表面を乾いたウエスで拭き取ります。

生乾きの状態では判断出来ないので、乾くまで待ちます。

乾燥後。塗膜の有無にかかわらず、どちらにも輪ジミが発生していることが分かります。

では、これまでのように「ヴィンテージワックス」を使用してリカバーが出来るのかどうか、試してみます。

結果。共に薄くはなりましたが、跡は残ってしまいました。

やはりというべきか、30分放置するとはっきりと分かる輪ジミが発生しました。

輪ジミの発生要因は大きく2つ、

1)表面塗膜がダメージを受けた場合

2)木部本体に浸透した場合

の段階があるようです。

もちろん「何分から」というはっきりとした区分があるわけではないのですが、1)に該当するのが今回の実験で言うところの「10分まで」のイメージです。

ダメージを受けたのはあくまで表面を保護している塗膜がメインなので、それを復活させることでコンディションはかなり回復します。

2)に該当するのが「30分放置」で、木部本体に水分が浸透してしまったため保護膜の再生だけで完全に戻すことは少し困難なイメージです。

ここまでのことから、オイル仕上げの家具をお使いいただくときのご注意点としては

・なるべく水分に接しないよう、マットやコースターを組み合わせながらお使いいただく

・ワックスやオイルの保護膜を守るために、水拭きはお控えいただく

・万が一濡れてしまったら、できる限り早く乾いた布で拭き、乾燥後にワックスなどを塗布すればかなり回復する

というところでしょうか。

それでもやはり輪ジミができてしまった、という場合。

デンマークでよく言われるように「その跡も、家族の歴史として愛おしく付き合っていこうよ」と捉えるのも一つではないでしょうか。

*でもやっぱりどうにかしたい、という時はいつでもご相談ください。

https://cloversky.net/html/page43.html

担当 大島

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